今月は、歯科衛生士の井尻が、木野 孔司先生の講演に
参加してきましたので報告してもらいました。
内容は、歯列接触癖(TCH)Teeth Contacting Habits)についてです。
歯の接触そのものが原因である歯列接触癖(TCH)が、多くの
顎関節症に大きく影響している。
上下の接触というと、力を入れて食いしばるだけ出なく、
歯が単に接触する程度でも筋の緊張が起こり、さらに上下の歯の
接触時間が長くなると、顎関節への負担が増え、
顎関節症、開口困難、肩こり、頭痛、起床時の違和感
などの原因となる可能性が考えられる。
重要な事は、自分で知らず知らずに行なっている癖に気づくことと
修正トレーニングを行なうことで、患者さんの痛みが軽減出来るように
指導していきたい。