今回は、歯科治療と血圧について解説します。
歯科で麻酔をする時、血圧が高いと脳の血管が切れたり(脳内出血)、
心臓に負担がかかり心不全が起こったりもします。
そうならないために、術前に血圧測定をします。
麻酔前の血圧測定で、160/110以上の場合は、
痛くて就寝できない場合など緊急時以外の処置は
行なわず、日をあらためたり、
内科の先生へ紹介させて頂くことになります。
ちなみに、高血圧症とは、家庭での血圧測定値が、
135/85以上診察室血圧が、140/90以上の方が該当者です。
診察室では緊張されて、血圧が上がり気味になります。