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むし歯じゃないのに歯がしみる?『くさび状欠損』は早めの対処を!

2023.06.08

 

こんにちは。院長の福田です。
季節柄どうしても雨模様が続き、
お出かけもしにくいこの時期は、
心も身体も滅入ってしまいがちです。

 

そのようなときこそ、
ストレッチエクササイズで身体を動かし、
読書音楽鑑賞などで気分をリラックスさせ、
心身ともに健康を保つことが重要です。

 

それに加え、6月4日から10日は、
『歯と口の健康週間』でもありますので、
ぜひ「お口の健康」にも気を配ってみてくださいね。

 

さて、そんな「お口の健康」のために
毎日きちんと歯を磨いているにもかかわらず、
「冷たいものが歯にしみる」
「歯ブラシを当てると痛い」
と、感じたことはありませんか?

 

歯がしみる原因はさまざまですが、
その要因のひとつとして考えられるのが、
『くさび状欠損』です。

 

 

 

 

◆これってむし歯?
歯がしみるのは「くさび状欠損」かも!

 

皆さんは「くさび」というものをご存じでしょうか?
建築などで用いられる
「V字型の部品」のことなのですが、
それにたとえて、
「くさびが打ち込まれたように
歯と歯ぐきの境目が欠損している状態」のことを、
『くさび状欠損』といいます。

 

 

 

歯の根元を触った際に段差を感じる場合、
くさび状欠損の可能性は高くなります。

 

初めのうちは違和感こそあるものの、
「痛み」や「しみる」といった自覚症状がないため、
気づかずにそのまま放置してしまう方も
少なくありません。

 

症状が進行すると、
「冷たいものが歯にしみる」
「歯ブラシを当てると痛い」
といった症状が表れるほか、
プラークが溜まって
むし歯や歯周病になるリスクが上がってしまうので、
注意が必要です。

 

 

 

 

◆「歯ぎしり」「食いしばり」にご用心

 

くさび状欠損の主な原因となるのが、
「歯ぎしり」「食いしばり」といった悪習慣です。

 

こうした悪習慣によって強い負荷が加わり続けると、
その力が根元に集中して、
歯の表面に細かなヒビが入ります。

 

放っておくと歯の表面がどんどん欠けていき、
くさび状欠損となってしまうのです。

 

 

 

 

 

◆くさび状欠損が大きくなる前に!
早めに受診を

 

くさび状欠損は、
歯科用の樹脂を詰めることで、
しみるのを軽減させつつ、
見た目も綺麗にすることができます。

 

 

 

しかし、歯ぎしりや食いしばりなど、
原因となる日々の習慣を解決しない限り、
せっかく樹脂を詰めてもすぐに剥がれ落ち、
くさび状欠損が更に大きくなるばかりです。

 

そのためにも重要となるのが、
「歯ぎしり用マウスピースを着用する」など、
原因に対するアプローチです。

 

 

歯科医院では、皆さまの症状に合わせた、
最適なアドバイスをすることができます。

 

原因や対処法についてのご相談など、
いつでもお待ちしておりますので、
症状が悪化する前に、
早めの受診を心がけてくださいね!

 

 

 

福田歯科医院
〒573-1162
大阪府枚方市田口2-1-5 エフビル1F
TEL:072-840-0662
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